ラグが発生する、フリーズする、または動作が遅くなる

ペンが想定と違う動作をしている様に見える場合、下記の症状を確認してください。

症状

  • ペンの動作に遅延がある
  • ペンの移動とディスプレイ上のカーソルの移動の間に遅延がある

問題の原因

描画時に遅延が発生していると感じる場合、タイミングや利用環境によって原因が様々です。大抵の原因はこちら:

  • ドライバーが正しくインストールしていない
  • 描画ソフトウェアはストロークの処理を遅くする
  • パソコンの環境設定
  • 低速のデータ接続を使用している(Bluetooth無線接続)
  • ペン

解決方法

ペン先/カーソルの遅延の問題が発生する場合、下の方法を参照してください。

ドライバーなしで確認

WindowsOSパソコンまたはMacOSパソコン(MacOS Mojave 以前)で動作している場合、ドライバーなしでおためしてみてください。以下の記事に従ってドライバーをアンインストールし、ペンタブレットをパソコンから取り外してから再度接続してください。ドライバーなしの状態で正常に動作する場合、不具合はドライバーによりの誤動作であることが確認できます。

参考ページ:

ドライバーのインストール直す

ドライバーをアンインストールして、関連ファイルもすっきり削除してから、弊社の公式サイトから最新のドライバーをインストールしなおしてください。そしてパソコンを再度接続してください。(注: 現在、Windows、Mac、Linux (Ubuntu) OSのみにドライバーがあります。) 

参考ページ:

ほかのアプリを終了

ドライバーをインストールするときは、不要なアプリをすべて終了してください。 WindowsOSパソコンの場合、非表示のアイコンを確認し、バックグラウンドで実行されている不要なアプリケーションを終了/閉じるをクリックします。

ドライバーを管理者として実行

WindowsOSパソコンでは、ドライバーを管理者権限で実行してみてください。

操作手順:[HuionTablet]>[設定] > [全般] タブに移動し、[管理者権限] ボタンが表示されている場合はクリックし、ドライバーが再起動するまで待ちます。表示されない場合は、この手順をスキップしてください。

ほかのアプリで確認

別の描画ソフトウェアでのストロークで同じ問題があるかを確認してください。

1つの別の描画ソフトウェアのみ遅延がある場合、以下の方法でもできる限り試していただけますと幸いです。

アプリの設定(手ぶれ補正/滑らかさを低く)

描画ソフトウェアの設定を確認し、ジッター、スムージング、ブラシの投影などのブラシ設定を調整します。手ブレ補正や滑らかさを低くに設定してください。

➊ご利用しているソフトはCLIP STUDIO PAINTの場合、[手ブレ補正]の値を5-10以内に設定してください。

手順:[サブツール詳細パレット]の[補正]タブから[手ブレ補正]の値を5-10以内に設定してください。

参考URL:手ブレ補正機能を使うにはどうしたらいいですか? - CLIP STUDIO 公式サポート (clip-studio.com)

➋Photoshop を使用する場合、『滑らかさ』を5%-10%以内に設定してください。
オプションバーの『滑らかさ』の%を変更することで調整できます。滑らかさの数値を大きくすると『手振れ補正』を自動でおこなってくれます。


WinInk/WinTab32

WindowsOSパソコンである場合、以下の方法でもできる限り試していただけますと幸いです。MacOSはこの方法をお試す不要です。

ドライバーで「ウィンドウズインクを活性化」をオフあるいはオンにしてみてください。 ご注意:

描画ソフトが弊社のドライバーと同じプロトコルを使用していることを確認してください。

1. 描画ソフトが WinTabを使用している場合は、ドライバーで Windows Ink を無効にします(ドライバーで「ウィンドウズインクを活性化」をオフ)。プロトコルを変更した後、ドライバーを再起動します。

2.描画ソフトがWin Inkをオンにすると、ドライバーで Windows Ink(ウィンドウズインク)を有効にします。
アプリCLIP STUDIO PAINTとPhotoshopを例にします。

  • CLIP STUDIO PAINT 
    WinInkを使用したい場合、
  • 操作手順:1.CLIP STUDIO PAINT>[ファイル]メニュー→[環境設定]>[タブレット]を選択し、[タブレット設定]内の[使用するタブレットサービス]を[Tablet PC]に変更します。(Tablet PC=Win Ink)
    2.ドライバー(HuionTablet)>[デジタルペン]>[ウィンドウズインクを活性化]をオンにします。
    WinTabを使用したい場合、
  • 操作手順:
  • 1.CLIP STUDIO PAINT>[ファイル]メニュー→[環境設定]>[タブレット]を選択し、[タブレット設定]内の[使用するタブレットサービス]を[WinTab]に変更します。
    2.ドライバー(HuionTablet)>[デジタルペン]>[ウィンドウズインクを活性化]オフにします。
  • Photoshop 
  • WinInkを使用したい場合、
  • 操作手順:
  • 1.ドライバーで【ウィンドウズインクを活性化】をオンにします。 
  • 2.ドライバーの設定でwin Inkを選択してください。

 


  • WinTabを使用したい場合
  • 操作手順:
  • 1.ドライバーで【ウィンドウズインクを活性化】をオフにします。 
  • 2.ドライバーの設定でwin tabを選択してください。

    3.ドライバーでのWinTab32を修正してください。
    操作手順:[HuionTablet] > [設定] > [バージョン情報] タブ > [ソフトウェア診断] >Wintab32での [修理] をクリックします。
    「Wintab32  v32.00.00.01 v64:9.00.00.01」と表示していない場合、Wintab32での [修理] をクリックします。 

更新レートを低くに設定

液晶タブレットを使用する場合、パソコンの設定で更新レートを60Hzへ設定してください。参考ページ:Windows でモニターの更新レートを変更する - Microsoft サポート   

ペンとタッチをオフ

  • <Windows機能をオフにする方法>
  1. [スタート]ボタンをクリックして、[コントロール パネル]をクリックします。
  2. [コントロール パネル]画面が表示されるので、[ハードウェアとサウンド]をクリックします。
  3. [ハードウェアとサウンド]画面が表示されるので、[ペンとタッチ]をクリックします。
  4. [ペンとタッチ]-[ペンのオプション]タブ→[長押し]を選択した状態で「設定」を選択します。
    「長押しを右クリックとして認識する」をオフにし、「OK」をクリックします。
  5. 液晶タブレットがタッチ機能に対応できない場合、「タッチ」⑤のタブより「長押し」⑥を選択した状態で「設定」⑦を選択します。
    ※スタイラスペンを使用している場合は「ペンのオプション」タブより同様の操作を実施します。
  6. 下記画面で「長押しを右クリックとして認識する」⑧にチェックが入っていないでください。「OK」⑨を選択します。 

優先有線接続

ペンタブレットの場合、無線接続(Bluetooth/USBレシーバー)ではなく、より速く、より安定した接続のために有線接続を使用してください。可能であればアダプターを使わずパソコンに直接接続してください。

ペン先交換

新しいペン先を交換してください。

改善が見られない場合

ご案内した内容を試しても改善が見られない場合は、サポートまでお問い合わせください。

その際に以下の情報をお知らせください。

お知らせいただきたい点

・お使いのOSのバンジョー:
・アプリのバージョン:(1つの別の描画ソフトウェアのみ遅延がある場合)
・注文番号:(注文履歴で見える)
・シリアルナンバー:(本体の裏側に記載しております。S/N:OOOO)
・ドライバーのバージョン:(ドライバーで設定から確認できる)

宛先

・HUIONサポート

・japan.cs@huiontablet.com

この回答は役に立ちましたか? はい いいえ

フィードバックを送信
お役に立てずに申し訳ございません。この記事を向上させるためにフィードバックをお願い致します。