Windows/Mac OS用のドライバーと比べて、Linux OS用のドライバーでは以下の機能に対応できません。
- 「プログラムの追加/プログラムごとに異なる機能を設定」
Windows/Mac OS用のドライバーで「すべてのプログラム」機能があります。プログラムごとに異なる機能を設定できます。Linux OS用のドライバーはこの機能がないので、プログラムごとに異なる機能を設定できません。 - 「プログラムごとに異なる作業領域を設定」
Windows/Mac OS用のドライバーでプログラムごとに異なる作業領域を設定できます。Linux OS用のドライバーを使用すると、プログラムごとに異なる作業領域を設定できません。全てのプログラム/アプリの作業領域は同じになります。 - ショートカットキーの「使用するプログラム」(下図➂)
Windows/Mac OS用のドライバーで [参照]をクリックして、任意のプログラムを選択します。設定後はボタンをクリックするとプログラムを起動します。Linux OS用のドライバーでこの機能がないので、ボタンをクリックするとプログラムを起動することができません。 - ショートカットキーの「詳細モードー」(下図④)
Windows/Mac OS用のドライバーで「詳細モードー」の項目があり、「詳細モードー」で精度を通常モードとプレシジョン(精密移動)モードに切り替えることができます。 例:ペンボタンにプレシジョンモードを割り当てた場合、ペンボタンを押すと事前に設定した精度に切り替わります。通常モードに戻すにはもう一度ペンのボタンを押します。”Esc"を押すと精密移動モードを終了します。Linux OS用のドライバーでこの機能がありません。 - ショートカットキーの「クイックメニュー」(下図➄)
Windows/Mac OS用のドライバーで「クイックメニュー」の項目があり、「クイックメニュー」をクリックして、「カスタマイズ」をクリックしクイックメニュー画面を開き、ボタンを選び、任意の機能を割り当てます。設定完了後はキーを押して設定した機能を呼び出します。Linux OS用のドライバーでこの機能がありません。 - 「モニターキャリブレーション」
ペン先を液タブに触った位置とずれたところが反応します。「モニターキャリブレーション」を実施し、画面の指示に従って、十字の交差している中心赤丸をクリックしますとズレが直ります。Linux OS用のドライバーでこの機能がありません。 - 「OSD設定」
Windows/Mac OS用のドライバー(バンジョーv15以降)でOSD設定(明るさなど)を調整できます。Linux OS用のドライバーを使用すると、ドライバーでOSD設定(明るさなど)を調整できません。