グラフィックスカードに接続する必要がある理由について質問に答える前に、まず下記のこと、グラフィックスカードとは何かを理解しておきましょう。
グラフィックスカード
グラフィックスカード(英: Graphics card)は、パーソナルコンピュータなどの各種のコンピュータで、映像を信号として出力または入力する機能を、拡張カード(拡張ボード)として独立させたものであります。「ビデオボード」「ビデオカード 」「グラフィックボード(俗称グラボ)」「グラフィックスカード」「グラフィックスボード」「グラフィックスアクセラレーターカード」ともいいます。(出典:ビデオカード - Wikipedia)
グラフィックスカードの種類は主に2種類となっています。
- 「内蔵GPU」
- 「単体GPU」
①統合型グラフィックス(内蔵GPUともいう。本項目では便宜上「内蔵GPU」に統一する。)
②独立型グラフィックス(単体GPU、分離GPUともいう。本項目では便宜上「単体GPU」に統一する。)
内蔵GPUと単体GPU
●「内蔵GPU」は、マザーボードのチップセットに統合されており、ストレージ、オーディオ、通信などのマザーボードの中核機能を制御します。
●「単体GPU」は、グラフィックス処理機能のみを備えたスタンドアロン型コンポーネントです。主にグラフィックボードというパーツに搭載され、そのパーツをPCに搭載する形で利用されています。英語だとディスクリートGPU(dGPU)と呼ぶため、そう呼ぶことも多いです。
「内蔵GPU」と「単体GPU」などの詳細はこちらのリンクでご参考してください。
HDMIケーブルをグラフィックスカードに接続必要の理由
ではどうしてパソコンのグラフィックスカードの出力ポートに接続が必要ですか。
通常、パソコンに「単体GPU」を載せると、マザーボードの映像出力ポート(HDMI、VGA、DVI、DP、および/またはUSB-C)は機能しなる可能性があります。
マザーボードの映像出力ポートは機能している場合もありますが、通常は機能できません。マザーボードの映像出力ポート似接続すると、接続した外部モニターや液晶タブレットには「No Signal」「Power Saving」になり、そして黒いのままで表示されます。そのため、マザーボードに接続するのではなく、外部モニターや液晶タブレットをグラフィックスカードに接続することをお勧めします。ですから弊社の液タブ用のHDMIケーブルをパソコンのグラフィックスカード(下図の2)に接続することをお勧めします。
内蔵GPUと単体GPUの外形
「内蔵GPU」で画像処理を行うパソコンには、拡張スロットにグラフィックカードは見えません。下図をご参考してください。(一番下で横向き端子がない)
「単体GPU」が搭載されたパソコンは下図のように、オレンジ色のところ(赤い印を指すところ)でグラフィックボードの端子が見えます。弊社の液タブをパソコンに接続する場合、HDMI/VGA/DPケーブルをパソコンのグラフィックスカードの出力ポートに接続が必要です。